デルモンテの野菜苗 育て方通信【トマト】果実がふくらみ始めたら追肥をスタート!
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育てるをはじめよう。デルモンテの野菜苗
育て方通信 【トマト】 果実がふくらみ始めたら追肥をスタート!
https://delmonteagri.co.jp/
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トマトのわき芽かきや支柱への誘引は続けていらっしゃいますか?
油断するとわき芽はいつのまにか大きく育っていることも・・・。
基本の作業を大切に、トマトを育てていきましょう。
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1. 1番目の果実がふくらみ始めたら、追肥スタート!
2.「病害虫対策」をしっかり! 予防が肝心です。
3.大玉トマトは早めに「摘果」しよう。
4.おいしいトマトを作るコツは???
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1. 1番目の果実がふくらみ始めたら、追肥スタート!
2週間に1度のペースを目安に続けましょう。
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追肥とは、種まきや苗の植え付け後、野菜の成長に応じて
与える肥料のことです。
何度かに分けて与えることで、肥料分が効率よく吸収されます。
トマトの花が咲いてから、1週間もすると小さな実ができてきます。
1番目の果実がふくらみ始めたら、【追肥】を始めるタイミングです。
また、葉の色が黄色くなったり小さくなってきた場合も
肥料不足が疑われるので追肥をしましょう。
プランターの場合は、水やり時に水の量が多すぎると、土の中の肥料も一緒に流れ出して
しまい、肥料切れがおきやすいので特に注意してください。
【2週間に1回のペース】を目安にあげていきましょう。
与える量や期間などは、購入した肥料の袋などに記載されていますので、
参考にしましょう。
弊社の「キッチンガーデン有機質入り肥料 トマト用」の使用法は
このようになっています。
ホームセンターなどではいろいろな種類の肥料が売っています。
収穫まで長くお付き合いする肥料です。
表示をよく見て、使いやすいものを選びましょう。
元気がないからと肥料を多めに与えたり、根の近くに一度に大量の肥料を与えると、
速効性肥料(化成肥料の場合多い)では、「肥料焼け」といって根が傷んでしまい、葉が萎れたり
枯れたりすることがあります。
適量を守りましょう。
また、苗の様子を観察しながら、肥料の量やタイミングを調整してあげましょう。
※弊社の「キッチンガーデン培養土 トマト用(肥料入り)」を使用した場合、
大玉なら4段目、中玉・ミニトマトの場合6段目の収獲までに
必要な肥料が入っていますので、初期の追肥は不要です。
4~6段目以上収獲する場合は、植え付け後2ヶ月頃から、
「キッチンガーデン有機質入り肥料 トマト用」などで追肥をします。
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2.「病害虫対策」をしっかり! 予防が肝心です。
~デルモンテの「ワクチン接種苗」とは?
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トマトを育てていて心配なのは、病害虫による被害ですよね。
梅雨の季節になると、乾燥した気候を好むトマトにとっては厳しい環境になります。
株間(苗と苗の間)を広めにして風通しをよくしてあげましょう。
また支柱に主枝を誘引したり、わき芽かきなどの作業も風通しがよくなり、
日当たりも確保できるので効果的ですよ。
主な害虫は、アブラムシ、ダニ、ハモグリバエ、アオムシ類、コナジラミなど、
病気はうどんこ病、灰色かび病などがあります。
また植物ウイルス「キュウリモザイクウイルス病」は、
大変怖い病気で、アブラムシの媒介により、さまざまな植物に感染し、
感染した植物は枯れてしまう場合が多くあります。
★★ デルモンテのトマト苗は、
キュウリモザイクウイルス病の予防接種をした病気に強い苗です。 ★★
自然界にある弱い植物ウイルスを用いて苗に抵抗力をつけているので、
「キュウリモザイクウイルス」の被害を防ぎ、アブラムシ駆除の
殺虫剤散布などを減らすことができます。
▼詳しくはこちらから▼
https://delmonteagri.co.jp/lineup/vaccine
デルモンテのトマト苗はすべて、キュウリモザイクウィルスの予防接種をしているので、
病気に強く、たくさんの収穫を長く楽しめます!
病害虫対策で大切なのは、予防と被害が大きくならないうちに気づき、除去してあげること。
できるだけ、毎日トマトの様子を見てあげてくださいね!
アブラムシはキラキラ光るものを嫌がるので、アルミのシートで土を被覆(マルチング)
してみました。穴をあけてあるので水やりもそのままできます。
マルチングをすると、水やり時の土のはねかえりが減るので病気予防にも役立ちます。
また乾燥を防ぐ効果もありますよ。
↑トマトの葉は横にも広がります。株間のスペースをあけて風通しよくしてくださいね。
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3. おいしいトマトを作るコツ
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トマトは開花から40~60日くらいで収穫ができます。待ち遠しいですね。
おいしいトマトを作るコツ、ご紹介します。
基本の管理をしっかり。元気なトマトを育てましょう
(1)水・肥料を適度に与えましょう。
トマトは乾燥気味を好むので、水をやりすぎないようにしましょう。
元気がないからと肥料をあげすぎたりするのも逆効果です。
適量を守ってあげましょう。
(2)わき芽を摘み取り、1本仕立てで、果実に栄養を集中させましょう。
(3)日光がたっぷり当たる場所で、夜は涼しい場所ならさらに◎
たっぷりの日光があれば、葉は光合成をして養分をたくさん作り、
根・茎・実などに運ばれていきます。
健康な葉を収穫までキープしましょう。
夜、涼しい場所で育てるというのは、
実際は、住んでいる場所によるので難しいかもしれません。
暑い時期は、夕方以降に水やりやベランダなどにうち水をして
鉢や周辺の温度を下げてあげましょう。
高原や北海道のトマトがおいしいと言われている理由は
寒暖差がある地域だからなんですね!
(4)完熟した状態で摘み取り、とりたてを食べる
市販のトマトは完熟前にとり、流通の段階で追熟していくものがほとんどです。
自分で作ったトマトなら、実がなった状態で完熟を待って、
とりたてを食べることができます。おいしさも何倍にもなるでしょう。
その他、雨よけ栽培(土中の水分量を一定に保つ)、
コンパニオンプランツ(一緒に育てると害虫予防になり元気に育つ)の
バジルなどと寄せ植えにするのもよいでしょう。
↑トマトの鉢にバジルを一緒に植えてみると・・・。
トマトの世話をするたびにいい香りがして、料理にも少しずつ使えておすすめです。
水を控えたり、ごろ土で育てるなどもあるようですが、枯れる可能性があるので
初めての方にはおすすめできません。
基本作業を大切に、トマトを育ててみてくださいね。
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4. 大玉トマトは早めに「摘果」しましょう。
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たくさんの花が咲いて、実ができてくると、収穫が待ち遠しくなります。
ミニトマトや中玉トマトの場合は、実がついたらそのまま大きく赤くなるのを
待ちますが、大玉トマトは注意が必要です。
大玉トマトは、ひとつの果房に果実が3~4個になるように、
小さな実や形の悪いものは、果実が小さなうちに、はさみで切り取ります。
これを「摘果」と言います。
たいていの場合、果房の先端の小さい果実は充実しにくいので優先して摘果します。
そうすると残した果実が充実したものになりますよ。
↑果実が小さなうちにはさみで切り取りましょう。
強く引っ張ると茎や他の果実を傷つけるので注意してあげてくださいね。
↑このように大きくなってから、摘み取るのはもったいないですね。
↑こちらはミニトマトです。
ミニトマトや中玉トマトの場合は摘果は不要です。
次回は、「摘心」・「暑さ対策」などをご紹介する予定です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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