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デルモンテの野菜苗 メルマガ通信

デルモンテの野菜苗 育て方通信【トマト】果実がふくらみ始めたら追肥をスタート!

2015/05/20

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育てるをはじめよう。デルモンテの野菜苗
育て方通信 【トマト】 果実がふくらみ始めたら追肥をスタート!
https://delmonteagri.co.jp/
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トマトのわき芽かきや支柱への誘引は続けていらっしゃいますか?
油断するとわき芽はいつのまにか大きく育っていることも・・・。
基本の作業を大切に、トマトを育てていきましょう。
 
━INDEX━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. 1番目の果実がふくらみ始めたら、追肥スタート!
2.「病害虫対策」をしっかり! 予防が肝心です。
3.大玉トマトは早めに「摘果」しよう。
4.おいしいトマトを作るコツは???
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■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. 1番目の果実がふくらみ始めたら、追肥スタート!
 2週間に1度のペースを目安に続けましょう。
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追肥とは、種まきや苗の植え付け後、野菜の成長に応じて
与える肥料のことです。
何度かに分けて与えることで、肥料分が効率よく吸収されます。
 
トマトの花が咲いてから、1週間もすると小さな実ができてきます。
1番目の果実がふくらみ始めたら、【追肥】を始めるタイミングです。
トマトの花が咲いてから、1週間もすると小さな実ができてきます。
また、葉の色が黄色くなったり小さくなってきた場合も
肥料不足が疑われるので追肥をしましょう。
キッチンガーデン有機質入り肥料 トマト用
キッチンガーデン有機質入り肥料 トマト用
 
プランターの場合は、水やり時に水の量が多すぎると、土の中の肥料も一緒に流れ出して
しまい、肥料切れがおきやすいので特に注意してください。
 
【2週間に1回のペース】を目安にあげていきましょう。
与える量や期間などは、購入した肥料の袋などに記載されていますので、
参考にしましょう。
 
弊社の「キッチンガーデン有機質入り肥料 トマト用」の使用法は
このようになっています。
「キッチンガーデン有機質入り肥料 トマト用」の使用法
 
ホームセンターなどではいろいろな種類の肥料が売っています。
収穫まで長くお付き合いする肥料です。
表示をよく見て、使いやすいものを選びましょう。
 
元気がないからと肥料を多めに与えたり、根の近くに一度に大量の肥料を与えると、
速効性肥料(化成肥料の場合多い)では、「肥料焼け」といって根が傷んでしまい、葉が萎れたり
枯れたりすることがあります。
適量を守りましょう。
 
また、苗の様子を観察しながら、肥料の量やタイミングを調整してあげましょう。
※弊社の「キッチンガーデン培養土 トマト用(肥料入り)」を使用した場合、
大玉なら4段目、中玉・ミニトマトの場合6段目の収獲までに
必要な肥料が入っていますので、初期の追肥は不要です。
4~6段目以上収獲する場合は、植え付け後2ヶ月頃から、
キッチンガーデン有機質入り肥料 トマト用」などで追肥をします。
 
 
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2.「病害虫対策」をしっかり! 予防が肝心です。
 ~デルモンテの「ワクチン接種苗」とは?
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トマトを育てていて心配なのは、病害虫による被害ですよね。
梅雨の季節になると、乾燥した気候を好むトマトにとっては厳しい環境になります。
株間(苗と苗の間)を広めにして風通しをよくしてあげましょう。
 
また支柱に主枝を誘引したり、わき芽かきなどの作業も風通しがよくなり、
日当たりも確保できるので効果的ですよ。
 
主な害虫は、アブラムシ、ダニ、ハモグリバエ、アオムシ類、コナジラミなど、
病気はうどんこ病、灰色かび病などがあります。
 
また植物ウイルス「キュウリモザイクウイルス病」は、
大変怖い病気で、アブラムシの媒介により、さまざまな植物に感染し、
感染した植物は枯れてしまう場合が多くあります。
 
★★ デルモンテのトマト苗は、
キュウリモザイクウイルス病の予防接種をした病気に強い苗です。 ★★
 
自然界にある弱い植物ウイルスを用いて苗に抵抗力をつけているので、
「キュウリモザイクウイルス」の被害を防ぎ、アブラムシ駆除の
殺虫剤散布などを減らすことができます。
 
▼詳しくはこちらから▼
https://delmonteagri.co.jp/lineup/vaccine
 
デルモンテのトマト苗はすべて、キュウリモザイクウィルスの予防接種をしているので、
病気に強く、たくさんの収穫を長く楽しめます!
 
病害虫対策で大切なのは、予防と被害が大きくならないうちに気づき、除去してあげること。
できるだけ、毎日トマトの様子を見てあげてくださいね!
 
アブラムシはキラキラ光るものを嫌がるので、アルミのシートで土を被覆(マルチング)
してみました。穴をあけてあるので水やりもそのままできます。
マルチングをすると、水やり時の土のはねかえりが減るので病気予防にも役立ちます。
また乾燥を防ぐ効果もありますよ。
アルミのシートで土を被覆(マルチング)してみました。
トマトの葉は横にも広がります。株間のスペースをあけて風通しよくしてくださいね。
↑トマトの葉は横にも広がります。株間のスペースをあけて風通しよくしてくださいね。
 
 
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3. おいしいトマトを作るコツ
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トマトは開花から40~60日くらいで収穫ができます。待ち遠しいですね。
おいしいトマトを作るコツ、ご紹介します。
 
基本の管理をしっかり。元気なトマトを育てましょう
 
(1)水・肥料を適度に与えましょう。
トマトは乾燥気味を好むので、水をやりすぎないようにしましょう。
元気がないからと肥料をあげすぎたりするのも逆効果です。
適量を守ってあげましょう。
 
(2)わき芽を摘み取り、1本仕立てで、果実に栄養を集中させましょう。
 
(3)日光がたっぷり当たる場所で、夜は涼しい場所ならさらに◎ 
たっぷりの日光があれば、葉は光合成をして養分をたくさん作り、
根・茎・実などに運ばれていきます。
健康な葉を収穫までキープしましょう。
 
夜、涼しい場所で育てるというのは、
実際は、住んでいる場所によるので難しいかもしれません。
暑い時期は、夕方以降に水やりやベランダなどにうち水をして
鉢や周辺の温度を下げてあげましょう。
高原や北海道のトマトがおいしいと言われている理由は
寒暖差がある地域だからなんですね!
 
(4)完熟した状態で摘み取り、とりたてを食べる
市販のトマトは完熟前にとり、流通の段階で追熟していくものがほとんどです。
自分で作ったトマトなら、実がなった状態で完熟を待って、
とりたてを食べることができます。おいしさも何倍にもなるでしょう。
 
その他、雨よけ栽培(土中の水分量を一定に保つ)、
コンパニオンプランツ(一緒に育てると害虫予防になり元気に育つ)の
バジルなどと寄せ植えにするのもよいでしょう。
 
トマトの鉢にバジルを一緒に植えてみると
↑トマトの鉢にバジルを一緒に植えてみると・・・。
トマトの世話をするたびにいい香りがして、料理にも少しずつ使えておすすめです。
 
水を控えたり、ごろ土で育てるなどもあるようですが、枯れる可能性があるので
初めての方にはおすすめできません。 
 
基本作業を大切に、トマトを育ててみてくださいね。
 
 
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4. 大玉トマトは早めに「摘果」しましょう。
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たくさんの花が咲いて、実ができてくると、収穫が待ち遠しくなります。
ミニトマトや中玉トマトの場合は、実がついたらそのまま大きく赤くなるのを
待ちますが、大玉トマトは注意が必要です。
 
大玉トマトは、ひとつの果房に果実が3~4個になるように、
小さな実や形の悪いものは、果実が小さなうちに、はさみで切り取ります。
これを「摘果」と言います。
たいていの場合、果房の先端の小さい果実は充実しにくいので優先して摘果します。
そうすると残した果実が充実したものになりますよ。
 
果実が小さなうちにはさみで切り取りましょう。
↑果実が小さなうちにはさみで切り取りましょう。
強く引っ張ると茎や他の果実を傷つけるので注意してあげてくださいね。
 
このように大きくなってから、摘み取るのはもったいないですね。
↑このように大きくなってから、摘み取るのはもったいないですね。
 
こちらはミニトマトです。
↑こちらはミニトマトです。
ミニトマトや中玉トマトの場合は摘果は不要です。
 
次回は、「摘心」・「暑さ対策」などをご紹介する予定です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
 
▼トマトの育て方の全般スケジュールはこちらから▼
https://delmonteagri.co.jp/grow/tomato
 
 
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デルモンテの野菜苗 育て方通信【イチゴ】人工授粉&摘果

2015/05/13

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育てるをはじめよう。デルモンテの野菜苗
育て方通信 【イチゴ】 <人工授粉&摘果>
https://delmonteagri.co.jp/
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━━INDEX━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.花が咲き始めたら「人工授粉」と「摘果」でばっちり!
2.プランターの置く場所は?日当たりがよいほうがよいの?
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■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.花が咲き始めたら「人工授粉」と「摘果」でばっちり
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
春植え(3月~4月に植えた)のイチゴは、初めの1ヶ月は花やランナーは
取り除き、株自体の生長を優先します。
 
ランナーは株元近くをハサミで切り取ります。
↑ランナーは株元近くをハサミで切り取ります。
 
その後、葉が増え、地面近くにあった葉がすくっとたちあがってきます。
このタイミングで咲いた花は人工授粉や摘果をしましょう。
 
葉が増えてきました。花も咲いてます。
↑葉が増えてきました。花も咲いてます。
 
花が咲いたら、確実に受粉できるように人工授粉をしましょう。
花の中心にあるめしべのまわりを筆や綿棒などでくるっと円を描くように
優しくなぞります。
花が咲いたら、確実に受粉できるように人工授粉をしましょう。
 
人工授粉をしておしべの花粉をめしべにしっかり均一につけると形のよいイチゴが
できます。このひと手間が大切です。
イチゴの様子を見る時はポケットに絵筆などいれておくとよいでしょう。
花を見つけたら、すぐに筆でくるっと人工授粉を!
 
こちらは、人工授粉をしなかったものです。
せっかく大きくなったイチゴも、形が悪いとかわいそうですね。
こちらは、人工授粉をしなかったものです。
 
受粉がうまくいくと小さな緑色のイチゴができます。
その後、緑→白→ピンク→赤色に変化していきます。
小さいもの、形の悪いものは早めに摘み取る(摘果)と、残したイチゴが大きく育ちます。
摘果をしないと、すべて小さなイチゴになってしまうことも。
もったいないと思うかもしれませんが、ここは我慢のしどころ、摘果をしましょう。
 
緑色の小さな小さなイチゴです。
↑緑色の小さな小さなイチゴです。
 
摘果したものです。
↑摘果したものです。
 
また、イチゴが大きくなり始めてからも花が次々と咲くことがあります。
その場合は、花が咲いた時点で花を摘み取りましょう(摘花)。
 
かわいらしい花が次々と咲きますが、摘花も必要です。
↑かわいらしい花が次々と咲きますが、摘花も必要です。
 
残すイチゴの数は、葉の大きさ等にもよりますが、
葉1枚につき、果実1個を目安にするのがおすすめです。
 
小さな葉3枚で1枚と数えましょう。
↑小さな葉3枚で1枚と数えましょう。
 
緑色の葉の下に枯れ葉が隠れていることがあります。
枯れ葉をそのままにしておくと、株元が蒸れたりして病気の原因になりますので
こまめにチェックして取り除きましょう。
緑色の葉の下に枯れ葉が隠れていることがあります。
形のよいイチゴの収穫を目指して、人工授粉と摘果の作業をしましょう。
形のよいイチゴの収穫を目指して、人工授粉と摘果の作業をしましょう。
 
 
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2.プランターを置く場所は?日当たりがよいほうがよいの?
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なるべく日当たりのよい場所に置くようにしましょう。
イチゴは草丈が低いので、ベランダなどで床におくと、日があたりにくい
時があります。
スタンドや、植木鉢を逆さにしたものの上にのせたりなど、
高さを確保して、日当たりのよい場所を作ってあげましょう。
プランターの場合、移動できるのがよいところ。
日当たりのよい場所を探して、季節により移動してみるのもよいでしょう。
 
夏に向けて、日差しが強くなってきます。
イチゴは寒さには強いのですが、暑さが大の苦手です。
真夏の暑い時期には、逆に日陰に移動してあげるのも大切なポイントです。
また、植え付け後にポリフィルム等通気性のない素材でマルチングをされている方は、
プランター内の土が高温になり蒸れて、根が傷んでしまうことがあります。
通気性のよいシキワラやウッドチップなどでに衣替えするのもおすすめです。
 
▼イチゴの育て方の全般スケジュールはこちらから▼
https://delmonteagri.co.jp/grow/strawberry
 
▼イチゴの植え付け方や植え付け後の管理を動画で紹介しています▼
※下記URLのリンク先の下部に掲載していますので、お手数ですがスクロールして
いただくようお願いします。
https://delmonteagri.co.jp/grow/grow-movie
 
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次回は「収穫に向けて」等をお届けいたします。
 
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
 
 
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デルモンテの野菜苗 育て方通信【パプリカ】わき芽かきと本支柱立て

2015/05/11

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育てるをはじめよう。デルモンテの野菜苗
育て方通信 【パプリカ】 <わき芽かきと本支柱立て>
https://delmonteagri.co.jp/
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━━━INDEX━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.わき芽かきは「一番花」より下を。
2.本支柱を立てて「誘引」しよう。
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■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.わき芽かきは「一番花」より下を。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
小さかった苗もぐんぐんと伸び始める頃でしょうか。
トマトと比べてしまうと生長がゆっくりで心配になるかもしれませんが、
ご安心ください。
 
アブラムシが新芽に発生しやすい時期です。
こまめにチェックして見つけたら、ガムテープ等で早めにとりのぞきましょう。
苗が小さなうちは、防虫ネット内で育てるのもおすすめです。
防虫ネットをかぶせた状態です。マルチングはアルミの保温シートを使用しています。
↑防虫ネットをかぶせた状態です。マルチングはアルミの保温シートを使用しています。
パプリカの苗が成長すると、葉の脇からわき芽(側枝)が伸びてきます。この時、
最初についた花(「一番花」といいます)の下に生えてきたわき芽は全て摘み取り、
株元の周りをすっきりさせましょう。
 
わき芽をとらずにいると、わき芽にどんどん育って栄養がとられてしまい、肝心の果実が
栄養不足になってしまいます。
また、株元が蒸れて病害虫が発生しやすくなります。
 
わき芽は、葉の部分を指でつまみ、横に倒すようにして付け根から摘み取ります。
病気予防のため、なるべく晴れた日に行いましょう。
わき芽は、葉の部分を指でつまみ、横に倒すようにして付け根から摘み取ります。
 
一番花の上側の茎は主枝の他に2~3本の側枝が伸びて来ますが、そのまま
枝を3本か4本仕立てにして育てていきます。
 
 
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2.本支柱を立てて、「誘引」しよう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
茎がのび、葉が生い茂ってくると、苗と仮支柱だけではバランスを
保つことが難しくなってきます。
風に吹かれて、苗がゆらゆらしていると、根の生長が遅れたり、
場合によっては、茎が折れたりしてしまうこともあります。
 
苗が育ってきたら、本支柱を立て、茎を固定しましょう。
本支柱は長さ1.5m位のものを1本、苗の株元から5~10cmぐらいはなれたところに直立に
立てます。
※あまり株元に近すぎると、せっかく育った根を傷めるのでご注意を!
プランターの場合は底面まで届くように刺すと安定します。
ベランダの場合は手すりなどにひもで結びつけると支柱が安定します。
 
支柱を立てたら、主枝と側枝が分かれるあたりの場所と支柱を、麻ひも等で固定して
誘引しましょう。
主枝と側枝が分かれるあたりの場所と支柱を、麻ひも等で固定して誘引しましょう。
後から差し替えると茎が折れたりすることも。初めから長く太い支柱を用意しましょう。
 
●用意するもの
・支柱1本 1.5m程度で直径1cm位の太くしっかりしたもの
・麻ひも等のひも
 ホームセンターのほか、100円ショップでも購入できます。
左側の先端が尖っている方を下に向けて土にさします。
↑左側の先端が尖っている方を下に向けて土にさします。
 
支柱を固定するグッズ等もあるので利用するのもおすすめです。
支柱を固定するグッズ等もあるので利用するのもおすすめです。
 
デルモンテのキッチンガーデン培養土(肥料入り)果菜用を袋のまま使用して
栽培する場合は、リング支柱等もおすすめです。袋を支柱で突き破らないように
気をつけてくださいね。
 
やがて3~4本仕立てにした側枝が生長し、葉が生い茂ってきます。
側枝を固定するために、枝が分かれ部分を中心に支柱をⅩにクロスさせて
立てたり、プランター等でスペースがない場合は、周りに数本支柱を立てて
圧迫しない程度に側枝をひもで支柱に固定してあげましょう。
 
続いて、茎を麻ひもなどで「8の字結び」で支柱に固定します。
 
これを「誘引」といいます。
誘引は、苗の生長にあわせて継続していきましょう。
 
【ワンポイント「8の字結び」とは】
 
茎にひもをかけ、輪にゆとりをもたせて3~4回ひねります。
次に、支柱にひもを1~2回まわしかけ、しっかりと結びます。
茎側はゆるく、支柱側はしっかりと、8の字型に。
茎は成長すると太くなりますので、ゆとりを持たせるようにしましょう。
8の字結び
8の字結び
8の字結び
 
【ワンポイント】麻ひもはまとめて30㎝位に切って束ねておきましょう。
麻ひもはまとめて30㎝位に切って束ねておきましょう。
ノートなどに麻ひもをぐるぐると巻き付けて、抜き取ります。
真ん中を紐で結び、両端の輪の部分を切ります。
事前にまとめて切っておき、作業の際はポケットに。
誘引したいときに、すぐに使えて便利です!
その他にも、家庭にある身近なグッズもひとまとめにして、カゴなどにいれておくと
便利ですよ。
ゴム紐、麻ひも、アルミの保温シート、排水口ネット、筆、わりばし、洗濯ばさみ、ガムテープ
↑左上から時計まわりにご紹介します。
・ゴム紐~防虫ネット等をプランターに固定する際に。
・麻ひも~誘引の際に。
・アルミの保温シート~マルチング資材に。
・排水口ネット(袋タイプ・ストッキングタイプ)~鉢底石を入れたり、
 果実にかけて、ミニ防鳥ネットに。
・筆~受粉作業に。
・わりばし~土中の水分をチェックしたり、アオムシなどを取り除く時に。
・洗濯ばさみ~防虫ネット等を固定したり、いろいろ使えます。
・ガムテープ~輪にしてペタペタと。アブラムシ等取り除くのに便利です。
 
次回は、「摘花」などについてご紹介する予定です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
 
▼パプリカの育て方の全般スケジュールはこちらから▼
https://delmonteagri.co.jp/grow/paprika
 
 
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デルモンテの野菜苗 育て方通信 【ゴーヤ】 ネット張り&摘心

2015/05/07

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育てるをはじめよう。デルモンテの野菜苗
育て方通信 【ゴーヤ】 <ネット張り&摘心>
https://delmonteagri.co.jp/
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━━INDEX━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.ネットはピンと張ろう。
2.きれいなカーテンをつくるために「摘心」を忘れずに。
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■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.ネット張りについて
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
ゴーヤのつるが伸び始める前に、ネットを張りましょう。
ネットはピンと張るのがコツです。
 
ネットは設置場所のサイズをチェックしてから購入しましょう。
大きすぎるとネットがたるんでしまうことも。ジャストサイズを選んでくださいね。
 
プランター栽培の場合、高さ180cm位、幅はプランターの横幅に合わせ
60~80cm位がおすすめです。
支柱を左右に立ててネットを張ったり、上部は庇(ひさし)などに固定し、ネットの
下部はレンガ等に結んでもよいでしょう。
 
では実際にネットを張ってみましょう。
(1)支柱、ネット、麻ひもを用意します。
 しっかり固定するため、麻ひもは太めのものがおすすめです。
支柱、ネット、麻ひもを用意します。
 
(2)支柱を使って、ネットの枠を作ります。麻ひもを使い、しっかりと結び固定します。
支柱を使って、ネットの枠を作ります。麻ひもを使い、しっかりと結び固定します。
 
枠が完成しました。
枠が完成しました。
 
(3)プランターの上にたてかけます。
プランターの上にたてかけます。
 
(4)枠の上部からネットを麻ひもで支柱に結びます。
 続いて左右、下部も結んでいきます。
枠の上部からネットを麻ひもで支柱に結びます。
 
(5)さらに支柱を斜めに立てかけ固定します。ネットの枠が安定します。
 完成です。
さらに支柱を斜めに立てかけ固定します。ネットの枠が安定します。
 
ホームセンターではグリーンカーテンセットなども販売していますので、
お好みにあわせてどうぞ。
こちらは突っ張り棒タイプです。
↑こちらは突っ張り棒タイプです。
 
ネットが風でゆれると苗の育ちが悪くなるので、ネットをピンと張るのがポイントです。
ネットが風でゆれると苗の育ちが悪くなるので、ネットをピンと張るのがポイントです。
栽培の途中で、ネットの張り直しをすると、つるを傷めてしまうことに。
初めにネットをしっかり設置しておきましょう。
 
【ワンポイント】麻ひもはまとめて30㎝位に切って束ねておきましょう。
麻ひもはまとめて30㎝位に切って束ねておきましょう。
ノートなどに麻ひもをぐるぐると巻き付けて、抜き取ります。
真ん中を紐で結び、両端の輪の部分を切ります。
事前にまとめて切っておき、作業の際はポケットに。
誘引したいときに、すぐに使えて便利です!
その他にも、家庭にある身近なグッズもひとまとめにして、カゴなどにいれておくと
便利ですよ。
 
ゴム紐、麻ひも、アルミの保温シート、排水口ネット、筆、わりばし、洗濯ばさみ、ガムテープ
↑左上から時計まわりにご紹介します。
・ゴム紐~防虫ネット等をプランターに固定する際に。
・麻ひも~誘引の際に。
・アルミの保温シート~マルチング資材に。
・排水口ネット(袋タイプ・ストッキングタイプ)~鉢底石を入れたり、
 果実にかけて、ミニ防鳥ネットに。
・筆~受粉作業に。
・わりばし~土中の水分をチェックしたり、アオムシなどを取り除く時に。
・洗濯ばさみ~防虫ネット等を固定したり、いろいろ使えます。
・ガムテープ~輪にしてペタペタと。アブラムシ等取り除くのに便利です。
 
 
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2.きれいなカーテンをつくるために【摘心】を。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
小さかった苗も徐々に葉が増えて、つるが伸びてきます。
ゴーヤの本葉が7~8枚になってきたら、その上の部分の親づるの先端を切ります。
これを「摘心」といいます。
小さかった苗も徐々に葉が増えて、つるが伸びてきます。
ゴーヤの本葉が7~8枚になってきたら、その上の部分の親づるの先端を切ります。
摘心
 
親づるを摘心をすると、子づるが増え、横に広がり、グリーンカーテンが広がっていきます。
狭い場所やプランターでの栽培では特に必要な作業です。
 
子づるが伸びてきたら、ネットの上にまんべんなく広がるよう配置して誘引していきましょう。
これが、きれいなカーテンをつくるコツです。
 
伸びたつるが下の方に這ってきた場合は、つるを手で持ち上げて先をネットに
絡ませてください。
生長が進むと、ネットをつたって再び上の方に伸びていきます。
 
▼ウリ科のつるの伸ばし方を動画で紹介しています▼
https://delmonteagri.co.jp/grow/grow-movie
 
本葉が7~10枚ぐらいの状態でも花が咲くことがありますが、その花は
摘み取ります。
苗が小さいうちに花が咲き、実がつくとそちらに栄養がとられてしまいます。
葉やつるの生長を優先させましょう。
植え付け後、しばらくの間は、花は摘み取りましょう。
↑植え付け後、しばらくの間は、花は摘み取りましょう。
 
次回は、「追肥」などをご紹介する予定です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
 
▼ゴーヤの育て方の全般スケジュールはこちらから▼
https://delmonteagri.co.jp/grow/bittergourd
 
 
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デルモンテの野菜苗 育て方通信【トマト】本支柱立て&わき芽かき

2015/04/28

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育てるをはじめよう。デルモンテの野菜苗
育て方通信 【トマト】 本支柱立て&わき芽かき
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━━INDEX━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.本支柱を立てて、「誘引」しよう。
2.わき芽かきをして1本仕立てで育てよう!
3.1段目の花に確実に実をつけよう。
4.トマトの先端が折れてしまった時は?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.本支柱を立てて、「誘引」しよう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
茎がのび、葉が生い茂ってくると、苗と仮支柱だけではバランスを
保つことが難しくなってきます。
風に吹かれて、苗がゆらゆらしていると、根の生長が遅れたり、
場合によっては、茎が折れたりしてしまうこともあります。
 
苗が育ってきたら、本支柱を立て、茎を固定します。
トマトの草丈は150cm以上になりますので、支柱の長さは150~180cmは
必要です。支柱の立て方にはいろいろな種類がありますが、支柱を苗のわきに
まっすぐ1本立てる直立式の「1本仕立て」が一番簡単です。
 
苗が小さいうちに本支柱を立てる場合、1m位の支柱で十分と思うかもしれませんが、
トマトは大きく育ちます。
後から差し替えると茎が折れたりすることも。初めから長く太い支柱を用意しましょう。
 
 
●用意するもの  
・支柱1本(150~180cm程度で直径1cm位の太くしっかりしたもの)
・麻ひも等のひも(ホームセンターのほか、100円ショップでも購入できます。)
左側はらせん状の支柱です。誘引の手間が省けるそうです。
↑左側はらせん状の支柱です。誘引の手間が省けるそうです。
 
左側の先端が尖っている方を下に向けて土にさします。
↑左側の先端が尖っている方を下に向けて土にさします。
 
苗の株元から5~10㎝位はなれたところに直立に支柱を刺し立てます。
あまり株元に近すぎると、せっかく育った根を痛めるのご注意を!
深さは30cm位、手で揺らしても倒れないようにしっかりとさします。
プランターの場合は底面まで届くように刺すと安定します。
また仮支柱と結び付けてもよいでしょう。
 
支柱をさしたら、周囲の土をおさえて固定します。
支柱をさしたら、周囲の土をおさえて固定します。
 
ベランダの場合はさらに手すりなどにひもで結びつけると安定します。
 
支柱を固定するグッズ等もあるので利用するのもおすすめです。
支柱を固定するグッズ等もあるので利用するのもおすすめです。
支柱を固定するグッズ
支柱
 
弊社のキッチンガーデン培養土 トマト用(肥料入り)を袋のまま使用して
栽培する場合は、リング支柱等がおすすめです。袋を支柱で突き破らないように
気をつけてくださいね。
キッチンガーデン培養土 トマト用(肥料入り)
 
続いて、茎を麻ひもなどで「8の字結び」で支柱に固定します。
これを「誘引」といいます。
誘引する茎の場所は、実が大きくなったときに支柱が邪魔にならないよう、
花芽のついた部分のすぐ上やすぐ下は避け、葉の付け根の下で結びます。
 
誘引は週1回くらいのペースで継続していきましょう。
 
【ワンポイント「8の字結び」とは】
 
茎にひもをかけ、輪にゆとりをもたせて3~4回ひねります。
次に、支柱にひもを1~2回まわしかけ、しっかりと結びます。
茎側はゆるく、支柱側はしっかりと、8の字型に。
茎は成長すると太くなりますので、ゆとりを持たせるようにしましょう。
8の字結び
 
【ワンポイント】麻ひもはまとめて30㎝位に切って束ねておきましょう。
麻ひもはまとめて30㎝位に切って束ねておきましょう。
ノートなどに麻ひもをぐるぐると巻き付けて、抜き取ります。
真ん中を紐で結び、両端の輪の部分を切ります。
事前にまとめて切っておき、作業の際はポケットに。
誘引したいときに、すぐに使えて便利です!
その他にも、家庭にある身近なグッズもひとまとめにして、カゴなどにいれておくと
便利ですよ。
ゴム紐、麻ひも、アルミの保温シート、排水口ネット、筆、わりばし、洗濯ばさみ、ガムテープ
↑左上から時計まわりにご紹介します。
・ゴム紐~防虫ネット等をプランターに固定する際に。
・麻ひも~誘引の際に。
・アルミの保温シート~マルチング資材に。
・排水口ネット(袋タイプ・ストッキングタイプ)~鉢底石を入れたり、
 果実にかけて、ミニ防鳥ネットに。
・筆~受粉作業に。
・わりばし~土中の水分をチェックしたり、アオムシなどを取り除く時に。
・洗濯ばさみ~防虫ネット等を固定したり、いろいろ使えます。
・ガムテープ~輪にしてペタペタと。アブラムシ等取り除くのに便利です。
 
 
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2.わき芽かきをして、1本仕立てで育てよう!
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トマトの苗が大きくなってくると、葉の付け根(茎と葉の間)から
次々と「わき芽」が出てきます。
わき芽
 
わき芽が5~10cm程になったら摘み取り、真ん中の茎(主枝)を1本まっすぐに
伸ばしていきます。これを「1本仕立て」といいます。
 
この方法は育てやすく、初めて育てる方にもおすすめです。
 
あまり小さいうちにわき芽をとると、またわき芽が出やすくなったり、
またわき芽が育つことで新しい根も生えてきますので、
5~10cmぐらいの時に摘み取るのがおすすめです。
 
わき芽を取らずにいると、葉や枝が増え、よく育っているようにみえますが、
栄養が余分な葉や枝にとられてしまい、果実ができにくくなってしまいます。
日当たりや風通しも悪くなるので、病害虫の心配も出てきてしまいます。
 
わき芽は、葉の部分を指でつまみ、横に押し倒すと付け根から簡単に摘み取る
ことができます。
週1回はチェックして、5~10㎝位のうちに取り除きましょう。
わき芽は、葉の部分を指でつまみ、横に押し倒すと付け根から簡単に摘み取ることができます。
 
わき芽かきは、なるべく晴れた日に行いましょう。
雨の日は、摘み取った切り口から水分が入り、病気になりやすくなります。
ご注意くださいね。
 
そのままにしていると、わき芽はどんどん伸びて、茎のように太くなることもあります。
伸びすぎたわき芽です。
↑伸びすぎたわき芽です。
 
「この栄養分が、茎や実にいっていたはずなのに・・・。」と後悔しないように。
一度取り除いた場所や、下の方からまた出てくることもあるので要チェック!
こまめにチェックして取り除きましょう。
 
わき芽かきは収穫まで継続して行います。
 
▼支柱の立て方、わき芽かきの仕方を動画でも紹介しています▼
※下記URLのリンク先ページ内に掲載していますので、お手数ですがスクロールして
いただくようお願いします。
https://delmonteagri.co.jp/grow/grow-movie
 
 
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3.1段目の花に確実に実をつけましょう。
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購入した時は小さな苗も1-2週間でぐんぐん育ち、花が咲き始めます。
花は同じ側につきますので、花が付いている側を手前に植え付けると作業が楽になります。
花やつぼみを確認してから植え付けするのもおすすめです。
すでに植え付けが完了している場合は、開花をチェックしましょう。
 
第1花房(1段目の花)が咲き始めたら、花をトントンとゆらしたり、
筆などを使って花の表面をなでたりする方法で人工授粉をし、
確実に実をつけるようにします。
人工授粉は晴れた日の朝9時頃までにするのがおすすめです。
人工授粉
 
この第1花房に実ができないと、茎や葉に養分がまわってしまい、
その後の実つきが悪くなることがあるのでご注意を。
 
トマトはすくすく育ち、いろんな表情を見せてくれます。
毎日、少しずつでも様子を見てあげてくださいね!
 
 
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4.トマトの先端(生長点)を折ってしまった場合は?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
わき芽かきをしていて、誤って先端をとってしまったり、
苗が倒れて先端が折れてしまったら???
 
あきらめないでくださいね。
主枝が折れてしまっても、その下にわき芽が残っていれば、
それを伸ばして新たな主枝として育てることができます。
またわき芽がない場合は、出てくるのを待ちましょう。
 
折ってしまった場合も、つながっている部分が
茎の直径半分以上残っていれば大丈夫です。トマトは生命力が抜群!
折れた部分をテープなどで巻いて、添え木をしてから、
ひもなどで支柱に固定しておくとよいでしょう。
添え木があれば、風などで再び折れたりしないから安心ですね。
 
本支柱を立てて、適宜、誘引をしてあげることで、
茎が折れることは避けられます。
基本の作業をしっかりやっていきましょう。
 
次回は、「追肥」・「病害虫対策」などをご紹介する予定です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
 
▼トマトの育て方の全般スケジュールはこちらから▼
https://delmonteagri.co.jp/grow/tomato
 
 
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デルモンテの野菜苗 育て方通信 【トマト・パプリカ・ゴーヤ】 植え付け

2015/04/20

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育てるをはじめよう。デルモンテの野菜苗
育て方通信 【トマト・パプリカ・ゴーヤ】 <植え付け>
https://delmonteagri.co.jp/
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━━INDEX━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.植え付けのタイミングは?
2.マルチング(土の被覆)をして、苗を守ろう!
3.水やりのポイント
4.ベランダ栽培を楽しもう♪
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■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.植え付けのタイミングは?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
遅霜の心配がなくなり暖かくなった頃に
日当たりと風通しのよいところで、水はけのよい土に植え付けます。
トマト、パプリカ、ゴーヤの苗は4月上旬から販売されていることもありますが、
急な冷え込みもあるので、植え付け時期は週間天気予報などで確認してから
決めるのがおすすめです。
とくにウリ科のゴーヤは寒さが苦手です。暖かくなってから植え付けてください。
購入後、寒い日が続く場合は、室内の日当たりのよい場所で保管しましょう。
トマト苗
 
■用意するもの
・苗
・野菜用培養土(苗1本につき15L程度が目安)
・プランター
・鉢底網
・鉢底石(収穫ネット等にいれておくと片付けが楽です)
・仮支柱
・本支柱
・ゴーヤの場合はカーテン用のネット
・麻ひも
・スコップ等
 
プランター栽培の場合は、なるべく大きく深いもの~トマトやパプリカの場合、
直径30cm深さ30cm位のものを選びます。
ゴーヤの場合は、幅60~80㎝位の横長プランターに苗2本がおすすめです。
苗1本に対して容量15L以上が目安です。
トマトの例です。
↑トマトの例です。
 
ゴーヤの例です。
↑ゴーヤの例です。
 
「小さな苗にこんなに大きなプランターが必要なの?」と思うかもしれませんが、
成長すると、草丈はトマトは150㎝以上、パプリカは80㎝位にもなり、ゴーヤは
グリーンカーテンが大きく広がります。
最後までしっかり育てられるよう、大きなプランターに植えましょう。
 
プランター栽培の場合、野菜用培養土で元肥入りのものを使用します。
弊社の培養土にはトマト用と果菜用(パプリカ、ゴーヤ等)があり、もちろん肥料入りです!
プランターなしで、袋のままでも育てられるのでお手軽ですよ。
▼キッチンガーデン培養土の詳細はこちらから▼
https://delmonteagri.co.jp/lineup/fertilizer
 
トマトを例にして植え付けていきます。
(1)植え付けの前日までにプランターの底の穴の上に鉢底ネットを置き、鉢底石をいれてから
培養土をいれます。均一になるよう、じょうろなどで繰り返し水を与えます。 
鉢底から排水されるまでたっぷりと水を含ませ、なるべく1日待ちます。
 
はじめはフカフカの土も、苗の生長とともに固くなっていきます。
鉢底石をいれておくと水はけのよい状態が保たれ、根の成長がよくなります。
鉢底石は収穫ネットなどにいれてから使うと、後片付けのときに、土と鉢底石を分けやすいので、
おすすめです。しっかり紐で結んでおきましょう。
鉢底石は収穫ネットなどにいれてから使う
 
(2)ポット苗に水をたっぷりやります。
 
(3)植える場所にポットの形に穴をあけます。(ゴーヤを2苗植える場合、株間30-40㎝あけます)
ポット苗は、株元を人さし指と中指ではさみ、ポットをさかさにして
優しく取り出します。根鉢は崩さないように植え付けます。
株元に周囲の土をよせて手で軽くおさえ、はす口などを使って何回かにわけて
水をたっぷりあげます。
ポット苗は、株元を人さし指と中指ではさみ
ポットをさかさにして優しく取り出します。
軽く株元をおさえて、固定しましょう。
↑軽く株元をおさえて、固定しましょう。
 
ポットの土の高さ以上に土をかけないようにしてください。
深植えすると茎がくさってしまうことも・・・。
特に接木苗やパプリカの深植えは禁物です。
 
(4)仮支柱を立て、ひもで茎を支柱に固定してあげます。
風にふかれて、苗がぐらぐらしていると、根の張りが遅れてしまいます。
小さな苗を仮支柱でしっかり支えてあげましょう。
仮支柱を立て、ひもで茎を支柱に固定してあげます。
苗が小さいうちは、仮支柱として60-70cmの細い支柱を斜めに立てて
固定すると、作業がしやすいでしょう。
 
麻ひもで支柱に結ぶ際は、8の字結びをします。
↑麻ひもで支柱に結ぶ際は、8の字結びをします。
支柱側はしっかり、茎は太くなっていくので少しゆるくしておきます。
 
はじめから、大きな支柱を立てる場合は、トマトは長さ1.5m以上、パプリカは1.5m位、
ゴーヤはネットを用意します。
 
【ワンポイント】寒さ対策の風よけカバーや防虫ネットの設置をしよう!
植え付け後、寒さが心配な場合は、培養土の袋を使って風よけカバーを設置しましょう。
土の袋の上下を切って、支柱などにかぶせて洗濯ばさみなどで固定します。
U字型支柱を利用すると設置しやすくておすすめです。
寒さ対策の風よけカバー
寒さ対策の風よけカバー
 
また、苗が小さなうちにアブラムシ等の被害が及ぶと、苗にとっては大きな痛手となります。
防虫ネットをかぶせて、アブラムシ等の飛来も防ぐようにするとよいでしょう。
特に、パプリカ等をアブラムシは好むようです。気をつけてくださいね。
U字型支柱を2本組み合わせ、防虫ネットをかぶせます。
↑U字型支柱を2本組み合わせ、防虫ネットをかぶせます。
プランターの下部には輪にしたゴム紐をかけて、ネットを固定します。
(写真はイメージです。苗はイチゴです。)
 
▼動画でプランターの選び方・植え付け方・支柱の立て方等を紹介しています▼
https://delmonteagri.co.jp/grow/grow-movie
 
 
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2.マルチングをして病気予防。保温や乾燥防止にも!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
マルチングとは、土の表面をポリフィルムやワラなどでおおって
野菜などを育てることです。
 目的は???
【1】乾燥防止~土の水分蒸発を防ぐ
【2】地温が上昇し生育が早くなる。寒さ対策にも最適。
【3】水やりや雨の際、泥がはねないので、病気予防になる
【4】雑草が生えにくくなる
などがあげられます。
 
マルチングは植え付け後に、開始しましょう。
 
主な資材としてウッドチップ、シキワラ、黒や透明のポリマルチなどがあり、ホームセンターや
100円ショップなどで購入できます。
アブラムシはキラキラ光るものを嫌うので、アルミホイルや保温シートをかぶせたり、ワインのコルク、
ミズゴケなどお好みのものでいろいろ工夫してみると楽しさ倍増です。
ウッドチップです。
↑ウッドチップです。
 
シキワラです。針金等でおさえるとよいでしょう。
↑シキワラです。針金等でおさえるとよいでしょう。(イメージです。苗はイチゴです)
 
ココヤシファイバー
↑ココヤシファイバー(ハンギングバスケットで使用したものを再利用してみました。)
 
ワインのコルクです。
↑ワインのコルクです。
 
アルミの保温シートを丸く切り、水が通るように穴をあけました。
↑アルミの保温シートを丸く切り、水が通るように穴をあけました。
 
マルチング資材が風で飛ばされように、置く場所によって素材を選んだり、
シキワラは針金でおさえたり、アルミ保温シートは小石をおいたり
洗濯バサミでとめたりなどしてみてくださいね。
 
暑くなると、プランターの場合、内部が高温になり蒸れることがあるので注意が
必要です。ポリフィルムは保温シートなどは通気性がないので、気をつけて
あげてくださいね。
 
 
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3.水やりのポイント
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
植え付け直後は、苗の様子を見ながら、しばらく水やりを控えます。
そうすることで、根が水を求めて広く張っていきます。
 
水やりは苗や土の様子をよく見て、乾いてからたっぷりがポイントです。
葉には水がかからないようにして株元に、はす口などを使ってやさしく、
たっぷり与えましょう。
土のはね返りや、土がえぐれないように注意してくださいね。
 
プランターの場合、土の中の酸素を入替えるような気持ちで
鉢底から水が流れるくらい、たっぷりと。
 
夏、晴れた日が続く場合は、プランターの場合、毎朝たっぷりの水やりが必須になってきますが、
苗が小さなうちは、様子を見ながら水やりを調節してください。
毎日あげると、根が傷んでしまうので注意が必要です。
 
【ポイント】 割り箸を使って、土の中の水分をチェック!
わかりにくい場合は割り箸などを土中にさしてみて、土がついてこないようだったら
乾いている証拠です。お水をあげましょう。
(写真↓はイチゴの苗ですが、手順は同じです。参考にしてください。)
割り箸を土にさしてみます。
↑割り箸を土にさしてみます。苗が小さなうちは10㎝位の深さ
(根が生えている部分)が目安です。
 
割り箸を抜いてみると、土がほとんどついていません。
↑割り箸を抜いてみると、土がほとんどついていません。
土が乾いています。水やりをしましょう。
 
根も葉と同じように、土の中で呼吸をしています。
常に土が湿った状態だと、根は呼吸ができなくて窒息してしまうのでご注意を。
 
日差しが強くなってくると、直射日光が当たるホース内の水が高温になっている場合が
あります。はじめの水は水やりには使用しないよう、気をつけてくださいね。
 
 
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4. ベランダ栽培を楽しもう!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
リビングなどから野菜たちの様子がいつでも見れて、気がついたら
気軽に世話ができるのがベランダ栽培のよいところ!
マンションのべランダ等で育てる場合のコツやアドバイスをまとめてみました。
 
◆日光の確保
ご自分のベランダの日当たりを観察し、また苗が大きくなった時をイメージして
レイアウトを考えましょう。
季節によって日光の差し込む位置がかわりますが、プランターならあわせて移動
できるので、便利ですね。
 
日が高い夏は、奥まで日光が届きにくいので、なるべくに手すり側におきましょう。
手すりがコンクリートの壁などの場合、日陰になってしまうので、
棚の上におくなどして日当たりを確保します。 
 
◆温度上昇に注意
コンクリートの床面温度は真夏には60度近くになることもあります。
レンガやすのこ、棚などの上に鉢をおきましょう。
発泡スチロールの上にすのこをおき、鉢をのせています。
↑発泡スチロールの上にすのこをおき、鉢をのせています。
 
レンガ等を二つ並べ、その上に鉢などをおきます。
↑レンガ等を二つ並べ、その上に鉢などをおきます。
 
◆風通し
鉢を密集しておくと、病害虫発生の原因になります。
風通しに注意し、レイアウトしましょう。
マンションの高層階で風が強すぎる場合は、風よけネットなどを張るのもおすすめです。
 
◆人工授粉
庭や畑なら、風や虫たちにより授粉が行われますが、
ベランダの場合、むずかしい場合があります。人工授粉を積極的にしましょう。
 
◆いろんな野菜や花を育てる
科の違う野菜(例:トマトやパプリカはナス科、バジルはシソ科、
ゴーヤやキュウリはウリ科)や花も植えてみましょう。
いろいろな野菜や花を育てることで、いろんな昆虫がやってきます。
そうすれば、1種類の害虫だけがふえることを防げます。
 
パプリカやキュウリにテントウムシがやってきて、葉や茎を走り回り、アブラムシを退治してくれました。
皆さんが嫌がるアシナガバチもアオムシ等を食べてくれるそうですよ。
パプリカにやってきたテントウムシ
↑パプリカにやってきたテントウムシ
  
クーラーの室外機の周囲は排気で苗が傷んだり、土も乾燥しやすいので御注意を。
 
土が排水口へとながれないように注意したり、排水口にネットをかぶせて葉や土等が
たまったら、こまめに取り除くようにしましょう。
 
まわりの方へのマナーや安全面にも注意して、楽しみましょう♪
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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最後までお読みいただきましてありがとうございました。
 
 
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デルモンテの野菜苗 育て方通信 【イチゴ】 収穫編

2015/04/14

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育てるをはじめよう。デルモンテの野菜苗
育て方通信 【イチゴ】 収穫編
https://delmonteagri.co.jp/
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━━INDEX━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.病気対策は予防とはじめが肝心です。
2.収穫前にひと工夫!鳥の被害にあわないために。
3.収穫後は追肥をして次の開花や収穫に備えましょう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.病気対策は予防とはじめが肝心です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
大切に育ててきたイチゴ。
花が咲き、収穫まであと少しといったところでしょうか。
 
暖かくなってくると、急にアブラムシや虫等が出現してくるので
要注意!害虫対策は予防と初めが肝心です。
 
アブラムシは新芽や葉の裏などに潜んでいることが多いので、
時々は苗の様子をじっくり見てみましょう。
発見した場合は、ガムテープを輪にし、ペタペタしてアブラムシを取り除きます。
葉に手を添えて、やさしく行ってください。
早期発見が大切!アブラムシが少ないうちに撃退しましょう。
ガムテープを輪にし、ペタペタしてアブラムシを取り除きます。
 
アブラムシはキラキラしたものが苦手。
アルミホイルやアルミの保温シート等をマルチングに使用したり、
支柱等の先にアルミホイルや空き缶などを取り付けてみてもよいでしょう。
アルミの保温シート等を使用する場合、気温が上がってくると、
プランター内部が高温になり蒸れることがありますので、注意してください。
 
アブラムシが飛来してくる前から、予防として実施するのがおすすめです。
水が通るように穴をあけてあります。
↑水が通るように穴をあけてあります。(苗はイメージです。パプリカの苗です)
 
葉に穴があくなど虫に食われた跡があったら、ヨトウムシなどの「ガ」の幼虫の仕業かも
しれません。葉の裏や茎の部分をしっかりチェックして、見つけたら、ワリバシ等を使って
とりのぞきましょう。
ヨトウムシは名前のとおり「夜盗」虫。日中は土中等にひそんでいて夜に食害するので
見つけるのが難しいかも。土を少し掘り起こしたり、葉の裏をよく見てください。
念のため、手袋などをしたほうが安心ですね。
葉に穴があくなど虫に食われた跡があった
 
また、雨や水やりで、茎や葉に水がなるべくかからないようにしてください。
炭そ病(葉や茎に黒い斑点が出て、進行すると枯死する)等が発生しやすくなります。
 
株元が蒸れると、アブラムシが発生したり、病気になりやすくなるので
枯れた葉があれば、根元からつみとってあげることもお忘れなく。
枯れた葉があれば、根元からつみとってあげる
 
秋に植え付けているのに、暖かくなってきても苗が育たない場合、
ネキリムシやコガネムシ等の幼虫(乳白色の虫)が土の中で根を食害している可能性があります。
植え替えをかねて、土を入れ替えてみましょう。
ネキリムシ等を発見したら、ワリバシ等でとりのぞきます。
有機質の肥料を使用したプランター栽培などで発生しやすいようです。要チェックです。
 
 
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2.収穫前にひと工夫!鳥の被害にあわないために。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
今までの作業で、開花→人工授粉→摘果をしてきましたね
イチゴが少しずつ大きくなってきました。待ちに待った収穫まであと少し。
 
明日には食べ頃かもと思っている矢先に、カラスやひよどりに横取りされてしまう
ことがあります。
果実が白いうちから、防鳥ネットや排水口カバー等をかけて、鳥から
保護しましょう。
排水口用ネットを洗濯バサミでしっかり固定します。
↑排水口用ネットを洗濯バサミでしっかり固定します。
 果実が白いうちから保護しましょう。
 
ストッキングタイプなら、そのままイチゴにかぶせるだけ、洗濯バサミは不要です。
↑ストッキングタイプなら、そのままイチゴにかぶせるだけ、洗濯バサミは不要です。
 
排水口ネットの場合、カラス等の大きな鳥に狙われると破られてしまうこともあります。
場所等によって工夫してみてくださいね。
 
また果実が土に触れると、カビなどが生えるので、シキワラやウッドチップ等で
マルチングしてあげましょう。
 
さぁ収穫です!
収穫時を逃さないように、真っ赤になったものからハサミで切り取りましょう。
収穫時を逃さないように、真っ赤になったものからハサミで切り取りましょう。
 
そのまま食べるのはもちろん、デザート作りの主役にも!
キッコーマンのホームクッキングのサイトをご紹介します。ぜひお試しくださいね♪
https://www.kikkoman.co.jp/homecook/search/select_search.html?free_word=&M10_175=175&x=92&y=30
 
 
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3.収穫後は追肥をして次の開花や収穫に備えましょう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
収穫が終わったら、3週間に1回程度肥料をあげていきます。
デルモンテのイチゴは四季成りイチゴなので、
春に1回目の収穫が終わった後も、秋頃まで継続して花が咲きイチゴができます。
追肥を忘れずにしてあげてくださいね。
 
「まとめてたくさんあげたほうが楽」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
何回かに分けて与えることで、肥料が効率よく吸収されます。
根の近くに一度に大量に肥料を与えると、速効性肥料(化成肥料の場合では多い)では
「肥料焼け」といって根が傷んでしまい、葉が萎れたり枯れたりすることがあるので
注意してくださいね。
 
また、使用している培養土に含まれる肥料の量で追肥の時期や量は変わってきます。
弊社のキッチンガーデン培養土 イチゴ用(肥料入り)の場合、1年目の栽培に必要な
肥料が含まれているので、追肥は不要です。
 
イチゴの苗は草丈も20㎝程度で、トマトやゴーヤのように苗自体が大きくないので
肥料の量も少なめで十分です。
あげすぎは禁物ですので、様子をみながら調整しましょう。
キッチンガーデン培養土 イチゴ用(肥料入り)
 
2回目の花が咲いたあとも、人工受粉→摘果→保護→収穫→追肥と継続してくださいね。
またイチゴは暑さが苦手なので、夏は日陰など涼しい場所へ移動しましょう。
 
▼「めちゃウマッ!いちご」「めちゃデカッ!いちご」の詳細はこちら▼
https://delmonteagri.co.jp/lineup/strawberry
 
▼イチゴの育て方の全般スケジュールはこちらから▼
https://delmonteagri.co.jp/grow/strawberry
 
▼イチゴの植え付け方や植え付け後の管理を動画で紹介しています▼
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デルモンテの野菜苗 育て方通信 【イチゴ】 part5

2015/02/18

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育てるをはじめよう。デルモンテの野菜苗
育て方通信 【イチゴ】 part5
https://delmonteagri.co.jp/
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こんにちは。
少しずつ日が長くなってきましたね。
春に向けてイチゴも少しずつ変化が出てくる頃です♪
 
━━INDEX━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.新しい葉が出てきたら、追肥を開始。
2.花が咲き始めたら「人工授粉」と「摘果」でばっちり!
3.マルチングも衣替えしよう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.新しい葉が出てきたら、追肥を開始。
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暖かくなってくると、苗の生長が活発になり、新しい葉が出てきます。
このタイミングで肥料をあげましょう(追肥)。
肥料をあげましょう(追肥)。
 
その後は1回目の収穫が終わったら3週間に1回程度肥料をあげていきます。
デルモンテのイチゴは四季成りイチゴなので、
春に1回目の収穫が終わった後も、秋頃まで継続して花が咲きイチゴができます。
追肥を忘れずにしてあげてくださいね。
 
「まとめてたくさんあげたほうが楽」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
何回かに分けて与えることで、肥料が効率よく吸収されます。
根の近くに一度に大量に肥料を与えると、速効性肥料(化成肥料の場合では多い)では
「肥料焼け」といって根が傷んでしまい、葉が萎れたり枯れたりすることがあるので
注意してくださいね。
 
また、使用している培養土に含まれる肥料の量で追肥の時期や量は変わってきます。
弊社のキッチンガーデン培養土イチゴ用(肥料入り)の場合、1年目の栽培に必要な
肥料が含まれているので、追肥は不要です。
 
イチゴの苗は草丈も20㎝程度で、トマトやゴーヤのように苗自体が大きくないので
肥料の量も少なめで十分です。
あげすぎは禁物ですので、様子をみながら調整しましょう。
 
 
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2.花が咲き始めたら「人工授粉」と「摘果」でばっちり!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
イチゴは真冬の間は休眠状態でほとんど変化がないのですが、
春に向けていろいろな変化が出てきます。
 
葉が増え、地面近くにあった葉がすくっとたちあがってきます。
また株元には花芽ができ、白い花が次々と咲き始めます。
葉が増えてきました。花も咲いてます。
↑葉が増えてきました。花も咲いてます。
 
花が咲いたら、確実に受粉できるように人工授粉をしましょう。
花の中心にあるめしべのまわりを筆や綿棒などでくるっと円を描くように
優しくなぞります。
花が咲いたら、確実に受粉できるように人工授粉をしましょう。
 
受粉がうまくいくと小さな緑色のイチゴができてきます。
小さいもの、形の悪いものは早めに摘み取る(摘果)と、残したイチゴが大きく育ちます。
摘果をしないと、すべて小さなイチゴになってしまうことも。
もったいないと思うかもしれませんが、ここは我慢のしどころ、摘果をしましょう。
緑色の小さな小さなイチゴです。
↑緑色の小さな小さなイチゴです。
 
摘果したものです。
↑摘果したものです。
 
また、イチゴが大きくなり始めてからも花が次々と咲くことがあります。
その場合は、花が咲いた時点で花を摘み取りましょう(摘花)。
かわいらしい花が次々と咲きますが、摘花も必要です。
↑かわいらしい花が次々と咲きますが、摘花も必要です。
 
残すイチゴの数は、葉の大きさ等にもよりますが、
葉1枚につき、果実1個を目安にするのがおすすめです。
小さな葉3枚で1枚と数えましょう。
↑小さな葉3枚で1枚と数えましょう。
 
緑色の葉の下に枯れ葉が隠れていることがあります。
枯れ葉をそのままにしておくと、株元が蒸れたりして病気の原因になりますので
こまめにチェックして取り除きましょう。
枯れ葉をそのままにしておくと、株元が蒸れたりして病気の原因になります
 
2月中に暖かい日が続くと、株元近くに花が咲くことがあります。
まだ寒さが残るこの時期の花は、思い切って摘みとってしまい、
3月以降の開花に期待しましょう。
2月17日、花が咲いているのを見つけました。
↑ 2月17日、花が咲いているのを見つけました。
 
 
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3.マルチングも衣替えしよう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
秋に植え付けた時に、乾燥・寒さ・病害虫対策でマルチングを
おすすめしましたが、皆さんはどんなマルチングの資材を使用していますか?
 
黒色のポリフィルムなどでマルチングをしている方は
シキワラやウッドチップなどに衣替えしましょう。
 
ポリフィルムの場合、保温性に優れているのですが、
春以降、気温の上昇により、プランターなどでは土の温度もあがり
蒸れやすくなってしまうことがあります。
 
シキワラやウッドチップなら通気性がよいのでおすすめですよ♪
 
シキワラです。
↑シキワラです。
 
ウッドチップです。
↑ウッドチップです。
 
真っ赤なイチゴの収穫まであと少し!大切に育てていきましょう♪
真っ赤なイチゴの収穫まであと少し!大切に育てていきましょう♪
 
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次回は収穫前の注意点等についてお届けする予定です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
 
 
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デルモンテの野菜苗 育て方通信 【イチゴ】 part3

2014/11/18

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育てるをはじめよう。デルモンテの野菜苗
育て方通信 【イチゴ】 part3
https://delmonteagri.co.jp/
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こんにちは。
寒さも本番ですね。冬の間のイチゴ栽培のポイントをお届けいたします。
 
━━INDEX━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.葉が枯れてきても慌てないで!イチゴは冬の間は休眠中です。
2.極度の乾燥に気をつけましょう。水やりを忘れないように。
3.冬の寒さ対策のコツ。雪や霜は?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.葉が枯れてきても慌てないで!イチゴは冬の間は休眠中です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
イチゴは、真冬の間は休眠状態になりますので、
生長が一時的に止まります。
葉が赤くなったり、枯れてきますが、心配しないで大丈夫。
枯れて茶色くなった葉は、根元からとってあげましょう。
 
緑色の葉の下に枯れ葉が隠れていることも!チェックしてみてくださいね。
↑緑色の葉の下に枯れ葉が隠れていることも!チェックしてみてくださいね。
 
枯れ葉をそのままにしておくと、株元が蒸れたりして病気の原因になりますので
こまめにチェックして取り除きましょう。
 
緑色の葉はもちろんですが、赤色の状態の葉も枯れるまでは大切に残して
くださいね。
紅葉したイチゴの葉です。とてもきれいですね。
↑紅葉したイチゴの葉です。とてもきれいですね。
 赤色の葉はそのままにしておきましょう。
 
この時期、イチゴの元気がないと栄養不足?と心配になる方も
いらっしゃるかもしれませんが、冬の間は休眠状態ですので、追肥は不要です。
2月下旬以降、苗の成長が活発になる頃まで追肥は控えましょう。
 
 
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2. 乾燥に気をつけましょう。水やりを忘れないように。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
寒さが本格的になってくると、苗は葉の数が減り全体に小さくなってきます。
土の上にある部分をみると、枯れてしまったのかなと
思うかもしれませんが、土の中の根はしっかり生きています。
イチゴは苗自体も小さく、根も浅い部分に生えています。
秋から冬にかけては涼しく水分の蒸発も少ないので
たくさんのお水は必要ありません。
 
ただし、晴れの日が続くと、土も乾燥しがちになりますので要チェック。
苗や土の様子を見て、土が乾いているようだったら、
たっぷりお水をあげるようにしましょう。
 
また夕方から夜にかけて水やりをすると、夜間の寒さで
霜が降り、根を傷めてしまうことがあるのでご注意を。
日中に水やりをしてあげてくださいね。
 
ウッドチップやシキワラなどでマルチングをしておくと、
土の表面からの乾燥が防げます。
うっかり忘れがちな水やりの頻度を減らすことができて
おすすめですよ♪
のちほど紹介しますが、このマルチングをすることで
保温にもなり、寒さ対策にも効果的です。
シキワラ
ウッドチップ
 
 
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3.冬の寒さ対策のコツ。雪や霜は?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
イチゴは寒さに強いので、外においたままで大丈夫ですが、
できるだけ0度以下にならないように気をつけてあげましょう。
0度以下の風に長時間あたると乾燥などで枯れてしまうこともあるので
北側に壁や囲いなどがある場所に移動して、冷たい北風をよけるように
するとよいでしょう。
 
雪が降るとイチゴが凍ってしまうのではと心配になりますが、
実は、雪の下は0度以下にはならないので大丈夫です。
雪がとけた後、元気なイチゴ苗が現れたところです。
↑雪がとけた後、元気なイチゴ苗が現れたところです。
 
ただ、積雪により茎や葉が折れたりすることもあるかもしれませんので
事前に軒下へ移動したり、カバーをかけてあげてると安心ですね!
細めの支柱をかるく曲げて、十字になるように土にさします。
↑細めの支柱をかるく曲げて、十字になるように土にさします。
 防虫ネットや寒冷紗をかけて、輪にしたゴム紐で下部をとめます。
 
使用したものは、支柱、防虫ネット、輪にしたゴム紐です。
↑使用したものは、支柱、防虫ネット、輪にしたゴム紐です。
 
寒さが厳しくなってくると霜が降りることがあります。
イチゴを植えた土に霜柱ができると、根に悪影響を与えます。
「マルチング」などをして土を保温して霜柱を予防しましょう。
 
マルチングとは、土の表面をポリフィルムやワラなどでおおって
野菜などを育てることをいいます。 
マルチングには保温や乾燥予防をはじめ、たくさんの利点があります。
1.乾燥防止~土の水分蒸発を防ぐ
2.地温が上昇し生育が早くなる。寒さ対策に最適。
3.水やりや雨の際、泥がはねないので、病気予防になる
4.雑草が生えにくくなる
ぜひお試しください。
 
主な資材として、ビニール・シキワラ・ウッドチップなどがホームセンターや100円ショップなどで売っています。
アルミの保温シートをかぶせたり、ワインのコルクなどをおくのもおすすめです。
 
イチゴが寒い冬を乗り越えて、無事に春を迎えられるよう、工夫してあげましょう。
 
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次回は追肥、人工授粉・摘果等についてお届けする予定です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
 
 
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デルモンテの野菜苗 育て方通信 【イチゴ】 part2

2014/10/15

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育てるをはじめよう。デルモンテの野菜苗
育て方通信 【イチゴ】 part2
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こんにちは。
イチゴの様子はいかがですか。元気に育っていますか?
本格的な寒さがやってくる前に、しっかりした株に育てていきましょう。
今回はこの時期に気になることをQ&A形式でご紹介します!
 
━━INDEX━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.水やりのタイミングは?毎日水をあげるの?
2.花やランナーができたら?
3.プランターの置く場所は?日当たりがよいほうがよいの?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.水やりのタイミングは?毎日水をあげるの?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
春から夏にかけてトマトやゴーヤなどを育てていた時は、
毎日の水やりが欠かせませんでしたが、イチゴは???
 
今の時期は、毎日の水やりは必要ありません。
イチゴは苗自体も小さく、根も土の浅い部分に生えています。
秋から冬にかけては、暑さによる水分の蒸発は少ないので
たくさんのお水は必要ありません。
 
苗や土の様子をよく見て、土が乾いているようだったら、たっぷり
お水をあげるようにしましょう。
わかりにくい場合は割り箸などを土中にさしてみて、土がついてこないようだったら
乾いている証拠です。お水をあげましょう。
 
割り箸を土にさしてみます。
↑割り箸を土にさしてみます。10㎝位の深さ(根が生えている部分)が目安です。
 
割り箸を抜いてみると、土がほとんどついていません。
↑割り箸を抜いてみると、土がほとんどついていません。
 土が乾いています。水やりをしましょう。
 
こちらは土がついています。湿っている状態ですので、水やりは後日でO.K.
↑こちらは土がついています。湿っている状態ですので、水やりは後日でO.K.
 
イチゴの根は浅い部分にあるので、極端な乾燥状態が続くとあっという間に
枯れてしまうことがあります。
できるだけ毎日、苗の様子を見てあげると安心ですね。
 
またこれから冬になると、イチゴは休眠状態にはいり、生長が一時的に止まりますが、
根は生きていますので、適度な水やりは続けてくださいね。
 
 
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2.花やランナーができたら?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
9月に植え付けて、根がしっかりと生えてくると、だんだんと
葉が増えてきます。
あたたかい日が続くと、花が咲いたり、ランナー(下記写真を参照ください)
が出てくることがあります。
ランナー
 
ランナーは株元近くをハサミで切り取ります。
↑ランナーは株元近くをハサミで切り取ります。
 
切り取ったランナー
↑切り取ったランナー
 
この時期にも花が咲くことがありますが、思い切って花は早めにとりましょう。
花をとることを摘花(てきか)と言います。
花をとることを摘花(てきか)と言います。
 
気温が低くなっていくこの時期は花が咲いても実がつかなかったり
赤くならないことがほとんどです。
 
花やランナーは早めに切り取って、株自体が大きく育つことにエネルギーを
使えるようにしてあげましょう。
 
また、葉が枯れたら、根元部分から切り取ってあげてくださいね。
そのままにしておくと株元が蒸れて病気の原因になってしまうのでご注意を。
葉が枯れたら、根元部分から切り取ってあげてくださいね。
↑枯れ葉を取り除いて、株元をスッキリと。
 
 
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3.プランターを置く場所は?日当たりがよいほうがよいの?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
なるべく日当たりのよい場所に置くようにしましょう。
ベランダなどで床におくと、冬の間はとくに日があたりにくくなります。
スタンドにおいたり、植木鉢を逆さにしたものの上にのせたりなど、
高さを確保して、日当たりのよい場所を作ってあげましょう。
プランターの場合、移動できるのがよいところ。
日当たりのよい場所を探して、時期により移動してみるのもよいでしょう。
専用のスタンドにセットして。
↑専用のスタンドにセットして。
 
植木鉢を逆さにおき、その上にストロベリーポットをおきました。
↑植木鉢を逆さにおき、その上にストロベリーポットをおきました。
 
まだだいぶ先の話ですが、イチゴは寒さには強いのですが、暑さが大の苦手です。
真夏の暑い時期には逆に日陰に移動してあげるのも大切なポイントです。
 
▼イチゴの育て方の全般スケジュールはこちらから▼
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▼イチゴの植え付け方や植え付け後の管理を動画で紹介しています▼
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次回は「冬越しのコツ」等についてお届けいたします。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
 
 
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