よくある質問と回答をご紹介しています。

トマト

事前準備

プランターの置き場所で気を付ける点はありますか?
より長く直射日光が当たる場所に置くようにしましょう。
プランターのサイズの目安を教えてください。
トマト苗1本に対し、プランター15Lが目安です。
畑で栽培する場合、必要ことを教えてください。
まず苗を植え付ける前に、酸性に偏った土壌を矯正する必要があります。苦土石灰をすき込むか、もみ殻燻炭を使用すれば通気性と排水性を同時に高めることができます。次に土壌の水はけや保水性を良くするために堆肥をすき込みよく耕してください。堆肥は熟成した牛糞堆肥がおすすめです。

水やり・肥料

水やりの仕方について教えてください。
植え付け直後は多めに水やりをし、その後は土の表面が乾燥したら都度水やりをしてください。花が咲き、着果し始めたら株上部の葉が縮れ気味になった時に十分な水を与えてください。
水やりは朝1回、苗が大きくなったら朝、夕方の2回が目安です。晴天時には多めの水やりが必要ですが、曇雨天時は反対に控えましょう。葉に水がかかると病気になる可能性があるため、根本に与えるようにしましょう。
元肥はどういったものを使用したらよいのでしょうか。
徐々に土中で溶け出して効果が出る緩効性肥料がおすすめです。市販の培養土を使用する場合は、既に元肥が含まれていることがあるので、商品に記載された内容をご確認ください。

栽培

1日で必要な日照時間数を教えてください。
最低でも6時間程度は必要です。プランター栽培の場合は日当たりに合わせて移動させるのもおすすめです。
わき芽、芽かきとはなんですか?どのようにやればよいですか?
トマトの生長が進むと、主枝と葉の付け根の部分から小さな芽が出てきます。これがわき芽です。わき芽を残しておくと、どんどん大きく成長して栄養が分散してしまいます。 芽かきとは、わき芽を摘み取ることです。より良い成長を促すために、わき芽が小さいうちに手で摘み取ってしまいましょう。病気予防のために、よく晴れた日に行ってください。
動画でも紹介しています
枝葉が多くなっており、いくつか着果もしているが、わき芽は取ったほうがいいですか?
わき芽が茂ると果実が大きくならず、風通しが悪くなり、病気の原因になります。大きくなったわき芽は清潔な剪定ハサミで切り取り、小さなわき芽は手で折り取ります。わき芽は小さいうちに取れば傷は大きくなりません。わき芽は晴れた日に取りましょう。
葉がくるりと巻いてしまったが大丈夫でしょうか?
朝夕や涼しい時はそうなります。晴れた日の昼も上から下までほとんどの葉が巻くなら、栄養(特に窒素成分(N))が多すぎる可能性があります。他の症状として、葉の色が濃くなり、葉が大きく、厚い感じになっているようでしたら、当分追肥は控えるようにしてください。

開花後~収穫

1房あたりの実の数が多くなり過ぎないように、調整する必要はありますか?
大玉トマトの場合、1房につき果実が5個ぐらいになるよう摘み取る必要があります。ミニトマトや中玉トマトの場合は、基本的に調整の必要はありません。
開花後何日ぐらいで収穫できますか?
大玉トマトは開花後50日~60日、ミニトマトや中玉トマトは開花後45日~50日で収穫できます。ただし収穫までの積算温度が影響するため、低温の日が続くと標準的な収穫日より多く日数がかかる場合がございます。
花は咲くのに実が付かないのはどうしてでしょうか?
原因として1.窒素過剰、2.日照不足、3.受粉不良の3つが考えられます。1は土壌の窒素成分が多すぎると葉や茎の成長に偏り結実しにくくなります。2は葉に十分な日光が当たらないと結実に必要な栄養(ホルモン)が不足します。3は受粉が不足していると結実しませんので、晴れた日に花を軽くたたき受粉を促します。
果実の尻部(ヘタの反対側)が黒くへこんだり、腐ったりしているのですがなぜでしょうか?
"「尻腐れ症(尻腐れ病)」という水不足やカルシウム(石灰)不足により生育が旺盛過ぎる起こる生理障害です。水不足についてはQ&A「水やりの仕方について教えてください。」を参考にしてください。 カルシウム不足は、園芸用カルシウム剤を与えれば、改善されます。"
トマトの実が割れないようにするにはどうしたらよいでしょうか?
トマトの実は、土壌の水分が急激に増えると割れやすくなるので、水やりは1度に多量にやらず、こまめに行うようにしてください。水やりの際は、果実に水がかからないように株元にやってください。また、実が熟すと特に割れやすくなるので、実が赤くなったらすぐに収穫するのがコツです。

病気

葉や茎に白い点のようなものが付いているが大丈夫でしょうか。
うどんこ病の可能性があります。うどんこ病はカビの一種で乾燥時に発生する事が多いです。放置すると葉に白い点状のカビが増え、光合成の妨げになり、生育不良の原因になります。そのため、乾燥させないよう水やりをこまめに行う、古い葉はしっかり取り除くなどを心掛けて下さい。
葉や茎に多くのアブラムシが付いているのですが、駆除したほうがよいのでしょうか?
アブラムシは春と秋によく発生し、病気を媒介するので注意が必要です。見つけ次第手で潰すか、ガムテープ等で除去しましょう。多い場合は農薬を散布しますが、使用にあたっては対象病害虫、希釈濃度、収穫までの日数、取り扱い注意事項を確認し、小さなお子様がいる場合は散布当日は近寄らせない、薬品を手の届かないところで保管するなど十分ご注意ください。

パプリカ

大型パプリカ(ガブリエル)の収穫時期を教えてください。
花が咲いてから収穫まで約90日程度かかります。最初は緑色で果実が大きくなってから茶色に変わり、その後赤や黄になります。
パプリカの生長が遅いようなのですが、何か問題があるのでしょうか?
パプリカは温暖な場所や時期を好みます。春の植え付けからしばらくは生長が遅くても、暖かくなればよく育つようになります。
なかなか色がつきません。(緑のままで赤くならない)
パプリカはトマトより色付きが遅く、実が大きなってから色が付くまで20~30日程度かかります。
花はたくさん咲くのに実付きが悪く、落ちてしまうのですが、なぜでしょうか?
肥料不足や乾燥により樹が弱まっている可能性があります。果実が大きくなったら定期的に追肥を行い、プランター栽培の場合は乾燥を防ぐため、こまめな水やりが大切です。たくさん着果させるには1段目、2段目の花を摘み取り、樹の生長を旺盛にすることがポイントです。

ゴーヤ

実つきが悪い時の対策はありますか?
人工授粉をしてみてください。できれば晴れた日の午前中、筆などで雄しべの花粉を雌しべにこすりつけると実がつくようになります。
葉が黄色っぽくなってしまいました。原因や対策を教えてください。
水不足と肥料成分である窒素成分(N)やマグネシウム(Mg)不足が考えられます。日中葉がしおれない程度に潅水をしていただき、肥料は窒素成分(N)とマグネシウム(Mg)入りの肥料を追肥して頂くのもおすすめです。

いちご

ランナーから株を増やす方法を教えてください。
収穫が終わり、病気にかかっていない良好な状態の親株のランナーを別のポットに受け、針金等で固定し、子苗を根付かせます。1つ目の子苗が根付いたらさらにランナーを伸ばして2つ目の子苗を育てることをおすすめします。子苗が十分根付いたらランナーから切り離し、雨が当たらない場所で育てるようにしてください。*但し家庭菜園等で増やした苗を有償無償に関わらず他人に譲渡することは種苗法で禁止されています。
春にランナーが伸びてきたのですが、そのままにしておいてもいいですか?
ランナーを伸ばしたままにすると養分がランナーに取られ、果実の数が減ったり、実が大きくならなくなります。また株自体を強くするためにも収穫前に伸びてきたランナーは全て摘み取りましょう。
イチゴの肥料の与え方を教えてください。
まず根を育てるために元肥を与えます。そして追肥として、春植えの場合は1回目の収穫修了後に少量を3週間に1回程度与え、秋植えの場合は3月頃に新葉が伸び始めたら1回与え、以降は春植え同様、少量を3週間に1回程度与えます。
秋から冬にかけてイチゴの花が咲いたのですが、摘み取ったほうがいいですか?
晩秋から冬にかけて咲く花では実は大きくならないので、摘み取ることをおすすめします。寒さで花芽が分化するので、春には多くの花が咲き、その後結実します。

栽培セット

花は咲くのに実が付かないのですが、なぜでしょうか?
植物は、実が付く前にまず樹(茎や葉)を大きくすることに栄養分を使います。その為はじめは花が落ちることがありますが、樹が安定してくれば徐々に実が付くようになります。
トマト、ナスの場合は花を揺らして人工授粉させたり、植物成長調整剤(トマトトーン)を使用するなどしても着果を促すことができます。
室内で栽培はできますか?
極力屋外で栽培してください。室内の光だけでは、生育速度が遅くなったり、花芽や果実の量が減ったり、苗が細く伸びてしまったりする事があります。
袋から出してプランターに移し替えても大丈夫でしょうか?
特に問題はありません。ただし鉢の大きさに合わせて土をご用意頂く必要はあります。
めちゃラク!ナスの果実が固くなってしまいました。
収穫時期が遅いと固くなる可能性があります。目安としては開花から2週間程度(大きさは直径5cm未満)で収穫してもらえば、問題なく召し上がって頂けるかと思います。
また、水やりを毎朝しっかり行うことで固くなることを防げます。

培養土・肥料

追肥の与え方を教えてください。(キッチンガーデン)
購入した商品(培養土)に記載されております肥料の効果期間をご確認ください。追肥は効果期間を迎える2週間前当たりのタイミングにて実施をしてください。苗の根本から5cm以上離れたところに適量を与えてください。肥料の量が多すぎると水やりで溶け出した濃い肥料分を水分と一緒に吸い上げてしまい、根を傷める原因となります。商品(肥料)に記載された内容に従ってご使用ください。
一度使用したキッチンガーデン培養土は翌年も使用できますか?
可能です。ただし、一度使用した培養土の中には細かい根が多数残っており、菌が発生して次に栽培する植物が病気になる可能性があります。天気が良い日に敷物の上に培養土を取り出し、中にある根を取り除き、そのまま天日干して乾燥させてください。日光に当てることで土壌の殺菌になります。
また一度使用したことで肥料分はほぼなくなっているので、市販の窒素(N)、リン酸(P)、カリウム(K)の3要素を含んだ緩効性の肥料などの補充が必要です。

その他

実生苗と接木苗の違いを教えてください。
実生苗は種から発芽して育てた苗、接木苗は病気に強い品種の根(台木)に本来の品種を接合して育てた苗になります。接木苗は根が強いのでよく育ち、多収量が見込めます。
苗の生産地はどこですか?
より良い状態で商品をお届けするために、出来る限り取扱店舗から近い苗場で生産しています。商品トレーPOPに貼付されている農薬履歴により生産地の確認が可能です。
実生苗の植付け方法を教えてください。
ポット苗の土の表面が隠れるぐらいに深く植え付けます。
動画でも紹介しています
接木苗の植付け方法を教えてください。
接合部分が土に触れないようポット苗の土表面がやや隠れる程度に植え付けます。植え付けが深過ぎると接合部分から根が伸びてしまい、接木の効果が失われます。接合部分下の台木から伸びる新芽は取り除いてください。
支柱の選び方を教えてください。
品種や栽培条件次第で草丈や葉の展開幅は変わってくるのですが、基本的には150cm以上がおすすめです。支柱を立てるとき、深く差し込むことになりますので、支柱が短くならないようご注意ください。
マルチング(マルチ)とはどういったことか教えてください。
マルチングとは植物の株元を用途に応じた資材で覆うことをいいます。
「効果」
・土の乾燥を防ぐ
・温度変化から株を守る
・病害虫の発生を防ぐ
・雑草の繁殖を防ぐ
・用土や肥料の流出を防ぐ
「種類」
・黒色マルチ…太陽光を吸収しやすく、保温効果が高い。地温上昇。雑草防止。
・シルバーマルチ…太陽光を乱反射させる。地温上昇防止。害虫予防。雑草防止。
・透明マルチ…太陽光が土に伝わりやすく、保湿力が高い。乾燥防止。
・敷きわら…温度上昇防止。雑草防止。
キュウリモザイクウイルス(CMV)予防接種とはどのようなものですか?
詳しくはこちらのページをご覧ください
遺伝子組み換え、ゲノム編集をしていませんか?
デルモンテの苗は、遺伝子組み換えやゲノム編集を一切しておりませんのでご安心ください。
商品はどこで購入できますか?
「販売店検索」ページから販売店を検索頂けます。 在庫状況などが変わっている場合もありますので、事前に販売店にご確認頂くことをおすすめしております。
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デルモンテ商品の種は購入できますか?
デルモンテ商品は種子の販売は行っておりません。 またトマト果実から採れた種を播いても、同じトマトはできません。