デルモンテの野菜苗 育て方通信【トマト】収穫のタイミングとコツ

2015/06/17

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育てるをはじめよう。デルモンテの野菜苗
育て方通信 【トマト】 <収穫のタイミングとコツ>
https://delmonteagri.co.jp/
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植え付けから約2ケ月を迎える頃ですね。
わき芽かき・誘引・追肥を継続しながら、収穫に向けてラストスパートです。
 
━━INDEX━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. 収穫のタイミングとコツは? 鳥対策を忘れずに。
2. 下葉かきをして、長く収穫を楽しみましょう。
3. トマトのお尻の部分が黒くなった時は?
4. 「キッチンガーデン培養土トマト用(肥料入り)」で育てている方へ
  ワンポイントアドバイス
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1. 収穫のタイミングとコツは? 鳥対策を忘れずに。
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トマトは開花から40~60日くらいで収穫ができます。
下の段から、ひとつの果房の中では上の方(茎に近い方)から、
色づいていきます。

↑フルーツガーネットの様子です。茎に近い、上の方から赤くなっています。
 
緑色の状態が長く続き、不安になるかもしれませんが、
少し色づきはじめると、急に赤くなっていきます。
じっくり完熟の時を待ちましょう。
 
ここで肝心なのが、「早めの鳥対策」です。
果実が赤くなった途端、カラスやヒヨドリがトマトを奪いに来ることがあるので、
果実が緑色のうちから、準備をしましょう。
苗の支柱や追加でまわりに立てた支柱を利用して、防鳥ネットをかぶせ
ところどころを麻ひもなどでとめましょう。
ホームセンターや100円ショップではさまざまなものが売っていますので、
条件にあったものをお選びください。

↑一般的な防鳥ネットです。
 

↑青色の防鳥ネットでトマト苗全体を覆った状態です。
 
全体にネットをかけると、わき芽かきがやりにくくなったり、苗の様子が
見えにくくなってしまうことも。
 
果実だけにネット(排水口用ネット等)をかけ、洗濯バサミで
とめると、収穫もしやすくておすすめです。
乱暴なカラスなどに狙われると、破られてしまうこともあるので
ご注意ください。

↑排水口ネットと洗濯バサミを用意します。
 

↑1房まるごと、ネットでくるみ、洗濯バサミで支柱に固定します。
 

↑ストッキングタイプの排水口ネットでもOKです。
 

↑果実にかぶせるだけです。
 
大切に育ててきたトマト、待ちに待った収穫の時がやってきます。
 
完熟の目印は、へたの近くまで完全に赤くなることです。
完熟した果実からトマトと茎のつけ根の部分をはさみで切ります。
無理に引っ張ると茎や枝を傷めてしまうのでご注意を。
慣れてくると、完熟したトマトは手でポキッと折りとることもできます。

↑ややふくらんで節になっている部分(○をつけた部分)で折りとれます。
 
トマトは朝、収穫するのが一番甘いそうです。
日中、光合成によって葉に蓄えられた糖分が、夜になると果実に
送られるから、朝の果実には糖分が集まっています。
早起きしてトマトを収穫、朝ごはんにトマトをひとつ。理想的ですね。
 
完熟してから、果皮に雨があたったり、乾燥が続いた後に
急に大雨がふったり水を与えると、トマトは急激に水分を吸収して、
果実にも送られます。
そうすると、果実の内部の膨張スピードに果皮が対応できずに、
皮がやぶけてしまうことがあります。
 
水分・肥料の管理を適切にしてあげましょう。
 
完全に完熟したトマトを収穫できるのは、家庭菜園の醍醐味です!
毎日のチェックをお忘れなく&収穫のタイミングを逃さないように
してくださいね。
 
 
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2. 下葉かきをして、長く収穫を楽しみましょう。
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トマトの果実は順調にできているのに、葉が枯れてきてしまう
ことがあります。
 

こんな感じになってしまうと、心配になりますよね。
病気※の症状がなければ、まずは肥料不足・水不足を確認しましょう。
※トマトの葉に発生しやすい病気には、うどんこ病・灰色カビ病、疫病などが
 あります。
たくさんの果実がついていて、苗自体も大きく育っている場合
苗自体の老化の場合もあります。
 
黄色くなった葉は、清潔なハサミでカットし、
不足しているようでしたら、追肥や水やりをこまめに行うようにします。
 

↑黄色くなった葉はハサミ等で切り取ります。
 
次に、「下葉かき」についてご紹介します。
葉は光合成を行い、養分を作るという重要な役割をもっていますので、大切にしましょう。
ただし、収穫後は収穫した段より下にある葉の役割はあまりなくなります。
蒸れ等による病気予防のためにも、下にある葉は切り取ってあげましょう。
この作業は「下葉かき」といいます。
 
果実を収穫した後は、切り取る葉がわかりにくくなるので、
収穫する時に、その下の葉もセットで取り除くのがおすすめです。
 

↑1段目2段目の収穫が終わり、3段目に果実ができています。
 
写真のトマトについて説明します。
2段目(収穫済み)より下の葉はすでに切り取ってあるので、ありません。
果実のある3段目より下の葉3枚は残しています。
※この時点では3段目と2段目の間の葉は、切り取らないように気をつけてください。
 
 
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3. トマトのお尻の部分が黒くなった時は? 
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トマトのお尻の部分が黒くなってしまう症状を「尻腐れ」と呼んでいます。
こちらは、病害虫によるものではなく、生育環境があわない場合や養分の過不足時に
発生する「生理障害」のひとつです。
 

↑ミニトマトの尻腐れ果
 

↑大玉トマトの尻腐れ果
 
「尻腐れ」の主な原因は、カルシウム(石灰)の不足が考えられます。
プランター栽培では水不足も関係してきます。
これは、培養土自体にはカルシウムが含まれていても、
水不足によりトマトの苗にカルシウムが取り込まれないことによります。
トマトがしおれないよう、水を適宜あげるようにしてくださいね。
 
また肥料成分のチッ素(N)過剰でも症状がでることがあります。
具体的には、葉が大きくなりすぎ、養分が葉に集まってしまう
(上から下まで葉がまるまる)場合です。
チッ素(N)肥料の特に尿素・アンモニウムの入れすぎは避けましょう。
 
肥料が過剰な場合、水をあげればあげるほど肥料が効いて尻腐れが
多発することがあります。
養分をうまく分散させるようにしましょう。
具体的な方法としては・・・。
 
・1段目の果房の下の葉を毎週3枚ほど二回にわけて切除する
・わき芽かきを遅らせる(15~20cmになるまでおいておく)
・二本仕立てにする
・尻腐れ果は切除すると余計に上段にもでやすくなります。
 果実全体が赤くなるまで、そのままおいてください。
 
尻腐れ果は、見た目は悪いですが、甘いので、黒い部分を切り取れば
食べることもできます。
わざわざ尻腐れ果を集めて甘いトマトジュースを作ったり、
甘さの証拠として売る農家さんもいるそうです。
 
その他に、品種により尻腐れが出やすいものあります。
一般的に、大玉トマトでは尻腐れが出やすく、デルモンテの苗では
ぜいたくトマト、サマーキッス、イタリアンレッド等があたります。
糖度の高いトマトはより症状が出やすいため、「ぜいたくトマト」では
尻腐れが出る可能性がありますが、水やりや肥料に注意しながら、
苗の生長を見守れば、きっと甘くておいしいトマトができることでしょう。
 
尻腐れが出ても、あわてて苗自体を処分したりせずに
上手につきあっていけるとよいですね♪
 
 
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4. 「キッチンガーデン培養土トマト用(肥料入り)」で育てている方へ
  ワンポイントアドバイス
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キッチンガーデン培養土トマト用(肥料入り)」を使用した場合は、
大玉なら4段目、中玉・ミニの場合は6段目の収穫までに
必要な肥料は入っていますので、初期の追肥は不要です。
 
より上の段まで収穫する場合は、植え付け後2ヶ月頃から、
キッチンガーデン有機質入り肥料トマト用」などで追肥をしてあげましょう。
(4月下旬に植え付けた方は6月下旬頃から、2週間に1回程度の追肥を
開始してください)
 
▼培養土、肥料のラインアップはこちらから▼
https://delmonteagri.co.jp/lineup/fertilizer
 



↑株元に近すぎないところを少し堀って、肥料を地中に完全に埋めます。
 細かい作業はスプーンが役立ちます。
 
次回は、「摘心」・「夏場の管理」などをご紹介する予定です。
わき芽かき、誘引、追肥等を継続して行ってくださいね。
 
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
 
▼トマトの育て方の全般スケジュールはこちらから▼
https://delmonteagri.co.jp/grow/tomato
 
 
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