用意するもの

リング支柱・プランター・培養土

プランター栽培の場合

・メロン苗 1本
・野菜用培養土(元肥入り) 15L程度
※ 肥料入り培養土「キッチンガーデン 果菜用」が、おすすめです。
・直径30cm、深さ30cm程度のプランター
・鉢底網(底に穴があるプランターの場合のみ)
・鉢底石(排水用すのこ付のプランターの場合不要)
・あんどん仕立て用のリング支柱等(長さ120㎝~150㎝位) 1本
 (または、支柱4本と麻ひもを組み合わせてもよい)
・スコップ等

畑栽培の場合

土を深く掘るためのショベルや、雨よけ栽培ハウスを用意します。
雨よけ栽培ハウスがあると、果実の汚れや実割れを防ぎ、病気予防にも役立ちます。

受粉をしやすくするために2本以上の苗を植えるのがおすすめ!

メロンの受粉には、雌花(めばな)の開花時期に、雄花(おばな)の開花も必要になりますので、花がたくさん咲いているほうがチャンスが増えます。
複数の苗を植え付けておくと、受粉しやすくなり、実がつく可能性も高くなります。

準備

メロン苗

・葉の色が濃く、全体にがっちりした苗を選びます。
・苗が出回る時期は、朝晩が冷え込むことがあるので、夜間は室内で保管します。

寒さ対策でばっちり!
寒さ対策

早めに植え付けた場合、苗の周囲に風除けや保温のためのビニールで囲む方法もあります。
ビニール袋等の上下を切り、円筒状にしたものを支柱で立て、苗を囲むようにします。

畑栽培の場合

植え付けの1週間前までに作業を完了します。
(1) 幅・深さともに、30~50㎝の深さを掘ります。
(2) 堆肥や有機肥料を掘った底の部分にたっぷりとおきます。
(3) 掘って山になっている土に苦土石灰と化成肥料を少量まき、軽く混ぜながら穴に戻していきます。
穴が8割程度、うまったらOKです。
植え付けを待ちます。
土が乾燥しすぎる場合、植え付け2~3日前までにたっぷり水をかけて湿らせておきます。

STEP 1 植え付け

・遅霜の心配がなくなり暖かくなった頃、日当たりと風通しのよい所に、植え付けます。
(1) あらかじめポット苗にたっぷり水をやります。
(2) プランターの底に鉢底石をしき、野菜用培養土をいれ、あらかじめポットと同じ大きさ・深さの穴をあけます。
根を崩さないように注意して苗をポットから出し、植えつけます。
植えつけ後は苗のまわりの土をおさえ、なじませます。
プランター栽培では、苗1本に容量15L以上が目安です。
※ 接木苗の場合は、接いだ部分が土に埋もれないように浅めに植え付けます。
(3) 植え付け後は、仮支柱で固定します。

植え付け

ウッドチップなどでマルチング(土の被覆)をすると、泥はねなどの予防になり、病気にかかりにくくなります。

鉢底石はネットに入れると片付けが楽です。
ネットに入った鉢底石

鉢底石はネットにいれてひもでとめておくと、栽培がおわったあとの片付けがしやすいのでおすすめです。

雨と強風を避けられる場所で育てよう。

ベランダ、軒下、ガレージ等、雨や強風が避けられる場所で育てるのが成功の秘訣です。
移動可能なプランターがおすすめです。

STEP 2 防虫対策

防虫対策

苗が小さいうちは、アブラムシ等の被害にあいやすいので、U字型支柱等を利用し、防虫ネット等をかぶせるとよいでしょう。

STEP 3 水やり

・植え付け後は、苗の様子を見ながら、しばらく水やりを控えます。
そうすると根が広く張ります。
・土が乾いていたら、朝に鉢底から水が流れるくらいたっぷり水を与え、日中しおれないようにします。

畑栽培の場合

朝・夕の涼しい時間にしおれがない限り、水やりはあまり必要ありません。

葉や果実に水がかからないように注意!

葉や果実に水がかかると病気になりやすくなるので、水やりをするときは株元にやさしく水をかけてあげましょう。

STEP 4 親づるの摘心と管理

親づるの摘心イラスト

親づるの本葉5枚位を残し、先端を切ります(親づるの摘心)。
その下から出てくる生育のよい子づるを2、3本伸ばしていきます。
各つるにつける果実は、1個ずつが目安です。

不要な子づるは摘み取ろう!

生育のよい子づるに栄養を集中させるため、それ以外の子づるが伸びてきたら切り取りましょう。

STEP 5 支柱立て・誘引

子づるが伸びてきたら、高さ120㎝以上のリング支柱等を用意し、あんどん仕立ての立体栽培ができるように設置します。
支柱に親づるを固定する場合、らせん状になるようにし、麻ひもなどで8の字に結びます。
順次ゆるめに留めて固定していきます(誘引)。
まず、つるにひもをかけ、ひもを3~4回ひねり、次に支柱に1~2回、まわしかけてから、しっかりと結びます。
子づるは成長すると太くなるのでゆるめに、支柱にはしっかり強めに結ぶのがコツです。

支柱立て・誘引

STEP 6 人工授粉

雌花(めばな)が開花したら、摘み取った雄花(おばな)の花粉を雌花のめしべに軽くつけます。
2本以上植えている場合、他の苗の雄花でもOKです。
人工授粉は、晴れた日の午前9時頃までに行いましょう。
雨の日や気温が高いとうまく受粉ができないので注意しましょう。

雌花
人工授粉
人工授粉

雄花を摘みとり、雌花に花粉をつけ、授粉する。

人工授粉をした日付のしるしをつけておこう。
日付のラベルをつける

収穫の目安は人工授粉後、約50日位なので、人工授粉した日付と収穫日の目安を記入したラベル等をつけておくのがおすすめです。

STEP 7 摘果と子づるの摘心

小さな果実

プランターの場合は1~2個(畑栽培は3~4個)になるように、果実が小さなうちに他の果実を摘み取ります(摘果)。
摘果をすることで、残した果実に栄養が十分にいきわたるようになります。
また、摘果は丸いものを摘み取り、卵型のものを残します。

摘心イラスト

その後、果実ができた部分(着果節位)から10枚位の葉を残し、子づるの先端を切ります(子づるの摘心)。
摘心した近くの孫づる(2~3本)を伸ばしますが、それ以外の孫づるは早めに摘み取ります。
孫づるを2~3本伸ばすことで、葉が増え、果実に送るための栄養分をより作り出すことができます。

STEP 8 果実の管理

果実が大きくなってくると重さが負担になり、つるが折れたりすることがあるので、ネット等で果実を包み、支柱などに結び付けます。
「STEP 5 支柱立て・誘引」のイラスト参照

カラス等による被害を予防するため、果実をネットでカバーしたり、苗全体に防鳥ネットをかけましょう。

STEP 9 追肥

一番目の果実が卵大になったら、2週間に1回程度、肥料を与えます。
※ 肥料入り培養土「キッチンガーデン 果菜用」を使用した場合、基本的に追肥は不要ですが、栽培期間が長い場合等は様子を見ながら追肥をします。

STEP 10 収穫

人工授粉後、約50日くらいが収穫の目安です。
人工授粉をした日付のラベルを参考にしましょう。
甘い香りが漂うようになり、ヘタのまわりにひびがはいったら早めに収穫します。

果実
果実イラスト・画像
収穫後は常温で1週間くらい追熟させましょう。
盛り付け

収穫後も様子を見ながら、常温において追熟させましょう。
冷やして食べる場合は、追熟が完了してから冷蔵庫へいれるようにします。

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